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開咬の発症機序

【読み】
かいこうのはっしょうきじょ
【英語】
pathogenesis of open bite
【書籍】
別冊ザ・クインテッセンス「臨床家のための矯正YEARBOOK2017」
【ページ】
12

キーワード解説

 開咬の原因はさまざまで、吸指癖、舌突出癖、口呼吸などの口腔習癖、各個体特有の生理的あるいは病理的な顎発育パターン、口唇、舌、咀嚼筋を含めた軟組織の異常などが直接的または間接的に関与するといわれている。また、開咬の発症には歯系、骨格系、軟組織系、機能系の要素がかかわり、それらが複合し相互に関連し合いながら、個々の症例の多様性を生み出している。具体的な要素としては、歯系では前歯の低位、前歯の唇側傾斜、臼歯の高位、骨格系では下顎角・下顎下縁平面角の開大、下顎枝の短小化、前下顔面高の増大、軟組織系では口唇閉鎖不全、舌の位置や大きさの異常、扁桃肥大、機能系では舌習癖、吸指癖などがあげられる。