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居宅サービス計画書

【読み】
きょたくさーびすけいかくしょ
【英語】
care plan
【書籍】
歯科衛生士 2018年1月号
【ページ】
66

キーワード解説

 居宅サービス計画書とは、要支援・要介護認定者が介護保険サービスを利用する際に作成される書類である。「ケアプラン」とも呼ばれ、患者の生活上の課題を抽出したうえで、半年後、1年後にどのように維持・改善していくかを目標立て、そのための週間サービスが組み立てられる。計画書には誰が・何のために・どのようなサービスを・どこの事業所で・どのくらい使用するか、が記載される。
 計画書は、患者やその家族、地域包括支援センターなどから依頼を受けた後、ケアマネジャーによるインテーク(面接)、契約、アセスメントを経て原案が作成される。その後、サービス担当者会議にて患者とその家族、ケアマネジャー、計画書に記載される介護保険のサービス事業者(デイサービス職員、ヘルパー、訪問看護師、福祉用具業者など)、歯科医師、医師、薬剤師などの医療関係者で検討したうえで計画書を確定する。