グルコシルトランスフェラーゼ
- 【読み】
- ぐるこしるとらんすふぇらーぜ
- 【英語】
- glucosyltransferase
- 【書籍】
- ゼロからわかる 小児う蝕予防の最前線
- 【ページ】
- 40
キーワード解説
ミュータンスレンサ球菌は、スクロース(砂糖)をグルコース(ぶどう糖)とフルクトース(果糖)に加水分解し、得られたグルコースを鎖状につなげ、粘着性の不溶性グルカンを菌体外に合成する。この合成のカギとなるのが、ミュータンスレンサ球菌が産生する特殊な酵素「グルコシルトランスフェラーゼ」(glucosyltransferase:GTF)である。不溶性グルカンが菌体外にできると、ミュータンスレンサ球菌は歯の表面に定着しやすくなる。