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インプラント上部構造の固定法

【読み】
いんぷらんとじょうぶこうぞうのこていほう
【英語】
fixed type of implant superstructure
【書籍】
Quintessence DENTAL Implantology 2018年 No.5
【ページ】
112

キーワード解説

 インプラント上部構造の固定法には、スクリューで固定する方法とセメントで固定する方法がある。
 スクリューで固定する方法には、アバットメントをネジで固定し、そのアバットメントにクラウンをネジで固定する方法と、アバットメントとクラウンを一体で製作してスクリューで固定する方法がある。
 セメントで固定する方法には、アバットメントをスクリューで固定し、そのアバットメントにクラウンをセメントで固定する方法と、アバットメントとクラウンをそれぞれセメントで固定する方法があるが、後者は現在一般的ではない。
 いずれの方法にも利点・欠点があるが、近年はインプラント周囲炎と残留セメントの関連性を報告する論文が多く発表され、セメント固定よりもスクリュー固定を行う臨床医が多くなっている。