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顎間牽引療法

【読み】
がくかんけんいんりょうほう
【英語】
intermaxillary traction therapy
【書籍】
ザ・クインテッセンス 2018年10月号
【ページ】
174

キーワード解説

 顎間牽引療法とは、開口症や陳旧性関節脱臼症例に用いられる保存的療法の1つで、臼歯部を視点においた咬合床を装着のもと、上下顎に結紮固定した線副子前歯部間をゴム牽引する治療法である。
 大西正俊は、顎関節症と診断され各種保存療法が奏功しなかった難治症例に対して本療法を行い、疼痛88.2%、開口障害77.3%の改善を報告している。