形態調整食
- 【読み】
- けいたいちょうせいしょく
- 【英語】
- modified diets
- 【書籍】
- 研修医・歯科衛生士にこそ読んでもらいたい! 学校では習わなかった義歯と義歯ケアの話 -オーラルフレイルの時代:患者さんに説明できますか? 義歯と全身・食事・栄養のこと-
- 【ページ】
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キーワード解説
形態調整食は 咀嚼や飲み込みに不安があっても、あらかじめ口腔機能に適した形態に調整され、食べやすく、かつ安全に栄養摂取できるように配慮された食品。「介護食」「嚥下食」とも呼ばれる。
形態調整食は、摂食嚥下障害を有する患者への食形態調整で設定された食事および、とろみの分類であり、主に医療機関で使用される日本摂食嚥下リハビリテーション学会の嚥下調整食分類、日本介護食品協議会の規格で製造されたユニバーサルデザインフード、農林水産省で設定された介護食の枠組みに基づくスマイルケア食がある。口腔機能の低下した高齢患者に食事指導を行う際には、管理栄養士とともに上記のどの分類を用いた指導が適切であるかを考える。