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zoom up scouter

【読み】
ずーむあっぷすかうたー
【英語】
zoom up scouter
【書籍】
QDT 2018年 11月号
【ページ】
76

キーワード解説

 歯科治療において、確実性の高い視野の確保と第三者との情報共有を可能にするシステム。LEDライト、マイクロカメラ、コンピュータ、スカウターから構成される。マイクロカメラをタービン,超音波スケーラー,ロータリーファイル,サクションなどの機材上に設置することで、根管内や最後臼歯の遠心部分の極小領域などを拡大しながら、形成,除石,根管治療などができる。また、ネットを経由して拡大視野の情報を共有化するとともに、そこからAI(Artificial Intelligence)によってコントロールされた有益な情報のみをフィードバックして術者に戻すこともできる。市販のデジタル機材を組み合わせた構成とオリジナルのプログラムによる統制で、機材の進歩に合わせたバージョンアップを可能としている。2018年現在、開発は最終段階に入り、特許を取得し、市販化に向けて薬事承認申請中である。