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Prosthetic Tissue Guiding Technique(PTGT)

【読み】
ぷろすせてぃっくてぃっしゅがいでぃんぐてくにっく(ぴーてぃーじーてぃー)
【英語】
Prosthetic Tissue Guiding Technique (PTGT)
【書籍】
ジャパニーズ エステティック デンティストリー 2019
【ページ】
99

キーワード解説

 審美領域へのインプラント治療におけるテクニック。抜歯時に暫間補綴装置のオベイトポンティックで抜歯窩を封鎖するとともに、術前の歯肉縁形態を維持して理想的な歯槽堤形態になるように治癒を誘導する。抜歯窩の治癒後、歯肉縁形態を変えないように、フラップレスサージェリーでサージカルガイドを用いてインプラント埋入を行い、歯肉縁形態に合わせて製作しておいたカスタムアバットメントを即時に装着し、プロビジョナルクラウンを仮着する。これにより、歯肉縁形態を最終補綴時まで損なわず、即時埋入の利点である「術前の歯肉縁形態の踏襲」と待時埋入の利点である「組織変化が少ないことによる長期的な審美性の維持」を両立できる。インプラント埋入後も歯肉縁形態が変化しないので、最終的なカスタムアバットメントを即時に装着でき、手術後に一度もアバットメントの着脱を行わないone abutment, one timeコンセプトが実現できる。