Quint Dental Gate 歯科のコミュニケーションサイト

文字サイズ
標準
特大

キーワード

編集部が厳選してお届けする歯科関連キーワードの一覧ページです。会員登録されると、キーワード検索機能が無料でご利用いただけます。会員登録はこちら≫≫≫

組織付着療法後メインテナンス

【読み】:そしきふちゃくりょうほうごめいんてなんす
【英語】:maintenance following tissue attachment therapy

キーワード解説:

組織付着療法後メインテナンスとは、治療後メインテナンスの1つで、できるだけ組織を温存し、ポケット内に露出していた根面に長い上皮性付着を作ってプロービング値を減少させる、外科処置後に行うメインテナンスである。組織付着療法後は長い接合上皮が形成され、ディープサルカスができる。このディープサルカスが悪化すると、まず長い上皮性付着が剥離し、その後、結合組織性付着の喪失が起こるものと考えられる。上皮性付着の喪失であれば元に戻る可能性はあるが、結合組織性付着の喪失があれば元に戻すことは難しく、再治療が必要となる可能性がある(上皮性付着、結合組織性付着どちらが喪失しているかは、付着レベルで判断する)。ゆえにメインテナンスでは、アンダーブラッシングによる上皮性付着の剥離、オーバーブラッシングによる歯肉退縮に注意を払う。