キーワード
キーワード解説:
実際の人物や物体の動きをデジタル的に記録する技術。歯科領域への応用例としては、おもにインプラント埋入手術で活用されるモーションキャプチャー系のコンピュータガイドシステムが挙げられる。このシステムは、術者が持つハンドピースにLED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)などを取り付け、その位置をカメラで追跡することにより動きを捉える。そこから得られたデータと、口腔内のCTスキャニングにより得られたデータを基に三次元画像を作成し、施術中の口腔内の治療用具の位置、角度、深さなどが画面上でリアルタイムが表示されるので、術者はそれらを目で確認しながら手術を行うことができる。2007年4月現在、日本で許認可されているモーションキャプチャー系のコンピュータガイドシステムは、(株)アイジーエスのIGIシステムのみである。