ラテラルウィンドウテクニック
- 【読み】
 - らてらるうぃんどうてくにっく
 - 【英語】
 - lateral window technique
 - 【書籍】
 - QDI 2008年2号
 - 【ページ】
 - 110
 
キーワード解説
インプラント治療に伴う上顎洞底挙上術(maxillary sinus floor elevation)の一手法であり、上顎洞粘膜を剥離・挙上し、インプラント埋入予定部位のスペースメイキングを図るために、上顎洞側方の骨壁を開窓する外科手技。開窓部より上顎洞粘膜を剥離・挙上したのちに、上顎洞底部に骨造成材料(自家骨移植材料、他家骨移植材料、人工材料、異種骨移植材料またはそれらの混合)を填入し、骨の造成を図る。もし、既存の骨高さで十分なインプラントの初期固定が得られる場合は、骨移植と同時にインプラント埋入を行う同時法(simultaneous approach)も選択可能であるが、そうでなければ、骨造成後にインプラントを埋入する段階法(staged approach)が推奨される。