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リッジ・エキスパンジョン・オステオトミー(REO)

【読み】:りっじ・えきすぱんじょん・おすておとみー
【英語】:ridge expansion osteotomy(REO)
【書籍】: 「QDI」別冊 より確実なインプラント治療を求めて O.J. 6thミーティング抄録集
【ページ】:109

キーワード解説:

1993年にSummersによって紹介された外科術式であり、頬舌的に顎堤の狭い症例においてインプラント埋入を行う場合に応用される。手法としては、通常の手順に従ってインプラントのガイドホールを形成したのち、リッジエキスパンダーやオステオトームなど手用の器具を用いて、ホールの内側から徐々に皮質骨を若木骨折させ、骨幅の拡大を行いながらインプラント埋入窩を形成する。REOを行う最大のメリットは、頬舌側の皮質骨を可能な限り温存し、インプラントを埋入できることである。また、歯槽堤の骨幅が3mm以下の症例は、REOの適応外とされる。