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ビスフォスフォネート関連性顎骨壊死

【読み】
びすふぉすふぉねーとかんれんせいがっこつえし
【英語】
bisphosphonate-related osteonecrosis of the jaws
【書籍】
ザ・クインテッセンス 2008年5月号
【ページ】
227

キーワード解説

American Association of Oral and Maxillofacial Surgeonsでは、(1)現在あるいは過去に薬剤ビスフォスフォネートの治療を受けている、(2)顎顔面領域に8週間以上持続する骨の露出,壊死を認める、(3)過去に顎顔面領域への放射線治療を受けていない、の3点すべてに当てはまる場合に「ビスフォスフォネート関連性顎骨壊死」と診断される、としている。薬剤ビスフォスフォネートの使用による弊害である疾病の代表的なものの1つで、残念ながら発症のメカニズムや病因、病態についての見解には不明な点も多い。