キーワード解説：

エピネフリン、ノルエピネフリン、フェリプレシンを用いた製剤。2008年4月現在、わが国で使用されている血管収縮薬はエピネフリンとフェリプレシンであり、歯科用局所麻酔薬に多く用いられている。局所麻酔薬は血管拡張作用をもつため、単独で使用すると作用持続時間の短縮、局所での薬物吸収による副作用などをきたす。そこで、血管収縮薬を添加することにより、麻酔薬による中毒の防止、麻酔使用量の減少、持続時間の延長、作用の増強を図ることができる。