キーワード
キーワード解説:
表面吸収型レーザーの一種で、歯科治療にもっともよく使用されている。気体である炭酸ガス(CO2)を媒質とし、波長は10,600nmで遠赤外線にあたる。口腔内においては、適切な照射によって軟組織の切開、蒸散、活性化や歯質の強化、止血および殺菌を行うことができる。従来の用途に加え、現在インプラント周囲炎の処置にも使用されはじめているが、インプラント体に対する照射の安全性について疑問視されている。CO2レーザー光は組織に含まれる水分に吸収されるため、組織深部には原則到達しない。