キーワード
キーワード解説:
歯肉の歯肉溝あるいはポケット底部から歯肉-歯槽粘膜境までの歯および歯槽骨に付着している部分。適切な歯周環境は良好なプラークコントロールに影響を与えるとされ、歯肉の厚みや付着歯肉・角化歯肉(歯肉辺縁から歯肉-歯槽粘膜境までの歯肉。その表層が角化している)幅などが臨床的に重要な環境因子と考えられている。そして、歯肉の健康を維持するために適当な付着歯肉・角化歯肉幅が必要であるとの考え方があり、これらが狭小な部位において、その増大を目的として遊離歯肉移植術などが臨床で適応されている。しかし、適当な付着歯肉・角化歯肉幅については昔から論争の的になっている。