キーワード
キーワード解説:
生体に無害な近赤外光を用いた最新の画像診断技術および装置。1991年に米国のマサチューセッツ工科大学のHuangらにより発表された画像診断技術で、光の干渉現象を用いることによって、生体などを断層画像として観察・測定できる装置自体をいうこともある。生体組織をよく透過する波長域である700~1,500㎚の近赤外光を生体に照射し、その生体内部からの後方散乱光を検出することで深さ方向の散乱強度をプロファイルし、生体内部組織の断層画像を得ることができるというもの。被曝の危険性がなく、高解像度であること、軽量・コンパクト、安価な装置であることから、新たな画像診断技術・装置として期待されている。