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キーワード

閉塞性睡眠時無呼吸低呼吸症候群(OSAHS)

【読み】:へいそくせいすいみんじむこきゅうていこきゅうしょうこうぐん
【英語】:obstructive sleep apnea/hypopnea syndrome
【書籍】: ザ・クインテッセンス 2009年9月号
【ページ】:41

キーワード解説:

閉塞性睡眠時無呼吸低呼吸症候群(OSAS)は、睡眠中に上気道が狭窄あるいは閉塞するために、無呼吸や低呼吸が睡眠中1時間あたり5回以上出現し、かつ日中の過度の眠気をともなう疾患である。なお、無呼吸とは換気の停止が10秒以上続く状態と定義され、低呼吸とは気道の狭小化のために換気量が50%以上低下し、末梢動脈血酸素飽和度(SpO2)が3%以上低下する状態をいう。本疾患の罹患率は高く、日本人では男性のおよそ2~4%がOSASであると考えられている。OSASの問題点としては、眠気に起因する過失による社会生活上の損失に加え、高血圧症、糖尿病、高脂血症などのいわゆる生活習慣病の増悪因子となり、無呼吸低呼吸が重度の場合は脳卒中、心不全、心筋梗塞など致死的疾患を有意に多く引き起こし、生命予後に重大な影響を及ぼすことが明らかとなっている。本疾患に対する歯科的アプローチとして口腔内装置による治療があり、有効性が証明されている。