キーワード
キーワード解説:
ナノテクノロジーを用いて酸化アルミニウム(Al2O3)ナノコーティングを施し、チタン表面を改変したインプラント。最近の論文では、in vitro、in vivoの双方において間葉細胞の骨芽細胞系への促進がみられたと報告されている。さらに、機械研磨インプラントや酸エッチング表面のインプラントに比較し、骨特異的遺伝子の発現の増強、リムーバルトルク値や骨‐インプラント接触率の上昇も認められたとされる。組織学的、微細構造学的、分子生物学的な検索や安全性などに関して今後のさらなる研究は必要であるが、将来的な製品化および臨床応用が期待されている。