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キーワード

統合失調症

【読み】:とうごうしっちょうしょう
【英語】:schizophrenia

キーワード解説:

脳機能の障害によって精神機能のネットワークがうまくはたらかなくなる疾患。「統合」とは、思考や行動、感情を1つの目的に沿ってまとめていく能力のことであり、「失調」とは一時的に調子を崩した状態をいう。つまり、自分の考えや気持ちをうまくまとめられなくなり、それによって行動が「ぎくしゃく」した状態となる。多くは思春期から青年期にかけて発症し、発症率は約0.7~1%(100人~120人に1人)といわれる。
統合失調症の症状には、「陽性症状」と「陰性症状」と呼ばれる2つのタイプがある。前者は幻覚や妄想、思考障害で、強く表に出ることが多い。一方、後者は感情の平板化、自閉、意欲の低下および思考の貧困化などをいう。患者さんの多くは、急性期に「陽性症状」が現れ、症状が安定してくる慢性期には「陰性症状」に移行していくという経過をたどるが、一般の歯科医院を受診する患者さんは、「陰性症状」が主体の方がほとんどである。