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咬合誘導

【読み】:こうごうゆうどう
【英語】:denture guidance
【書籍】: ザ・クインテッセンス 2010年1月号
【ページ】:115

キーワード解説:

咬合誘導という用語が日本に初めて登場したのは1963年の小児歯科雑誌1巻1号で、深田英朗により定義づけられた。大きく広義の咬合誘導と狭義の咬合誘導の2つがある。前者は正しい咬合への誘導のためのあらゆる小児歯科処置を含み、咬合誘導(狭義)、う蝕治療~予防、歯内療法、歯周療法、歯冠修復、外科、食事指導、健康教育などが挙げられる。一方、後者は不正咬合の早期発見・早期治療により正常な永久歯咬合を導こうとするさまざまな手段を指し、保隙処置、スペースリゲイニング、歯牙の小移動、歯列弓の拡大、咬合調整、萌出異常の発見、萌出の誘導、筋機能訓練、口腔習癖の予防・除去などが挙げられる。