キーワード
キーワード解説:
歯周プローブで歯肉溝や歯周ポケットの深さを測定する(プロービング)際にみられる出血のこと。プラークによって歯周ポケットの内壁や底部に炎症が起きていることを示唆している。辺縁歯肉の炎症ではプローブ挿入後短時間に出血してくることが多く、ポケット底部の炎症では、プローブ挿入後時間をおいて出血するといわれている。どちらも早い段階で現れる炎症症状のため、歯周病の診断時はもちろん、メインテナンス中の再発を予測するうえでも重要な検査項目といえる。それだけに、院内のスタッフ間でばらつきの出ないように、出血の見方やプロービング圧を統一することも必要である。