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PRECEDE-PROCEED model

【読み】:ぷりしーど・ぷろしーどもでる
【英語】:PRECEDE-PROCEED model

キーワード解説:

PRECEDE-PROCEED model とは、ヘルスプロモーションの概念に基づき、地域における保健計画を効果的に企画立案、実施、評価するためのモデルである。ローレンス・W. グリーンとマーシャル・W. クロイターの著書によって提唱され、幅広い分野で応用されている。地域のみならず個人の保健行動を説明するモデルとしても有用。別名MIDORIモデル。
アセスメント・立案段階を指す「PRECEDE」はpredisposing,reinforcing,and enabling constructs in education/ecological diagnosis and evaluationの略である。「社会アセスメント」「疫学アセスメント」「教育/エコロジカルアセスメント」「運営・政策アセスメントと介入調整」の4段階からなる。この「PRECEDE」段階を基に、実施・評価段階である「PROCEED」が進められる。「PROCEED」とはpolicy, regulatory, and organizational constructs in educational and environmental developmentの略である。こちらも「実施」「プロセス評価」「影響評価」「結果評価」の4段階を踏んでいく。
PRECEDE-PROCEED modelの概要を知っておくことは、今後歯科保健領域におけるヘルスプロモーション実践のためにも重要である。