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ゲーツグリッデンドリル

【読み】:げーつぐりっでんどりる
【英語】:Gates-Glidden drill
【書籍】: ザ・クインテッセンス 2010年10月号
【ページ】:175

キーワード解説:

根管口明示、根管上部のフレア形成に用いる器具。根管上部のフレア形成は、ゲーツグリッデンドリル(以下、GGD)を用いて根管の内部から行う。以下、その手順を示す。(1)GGDを用いる前に、まず確認のために#35のKファイルを根管に挿入してみる。Kファイルは根管中央部まで挿入できればよい。#35が入らないときは、細いファイルから順に使用し、#35が根管中央部まで挿入可能になるように拡大する。このときに穿通している必要はない。これがGGDのためのガイド孔形成となる。(2)次いで、GGD#1~4を順に使用する。号数が上がるたびに挿入深さを浅くしていく。(3)#4は、根管口付近を整えるように、根管口付近から外側に向かって掻きあげるように使用する。初めはかなり斜めからでないと挿入できなくとも、各ステップを経るたびにGGDの挿入方向は立ち上がってくる。