キーワード解説：

根管拡大・形成法のひとつで、歯冠側から根尖側方向に根管を拡大・形成していく方法である。テーパーの大きいファイルから徐々にテーパーの小さなファイルへと変えて拡大・形成していく。同じく根管拡大・形成法のひとつで根尖部から拡大・形成を開始するステップバック法と比較して、１）根管の湾曲度を緩和できる、２）洗浄効果が向上する、３）ファイルの破折が予防できる、４）根尖部の形態が見える、５）切削片を根尖孔外へ押し出す量が少ない、などの利点がある。