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インターナルステイン

【読み】
いんたーなるすていん
【英語】
internal stain
【書籍】
QDT Art & Practice 2010年12月号
【ページ】
95

キーワード解説

セラミッククラウンを製作する際にキャラクターを付与するために使用する材料。本材料を用いる「インターナルライブステインテクニック(内部ステインテクニック)」は1980年代に青嶋 仁氏(歯科技工士、ペルーラAOSHIMA)が考案したものであり、その後、多くの歯科技工士がこのテクニックを用いてセラミッククラウンを製作している。また、「インターナルステイン」という言葉自体が、このテクニックの別称として用いられることも多い。セラミッククラウンのキャラクタライズ法としては、陶材の多層築盛法や表面ステイン法もあるが、明度・彩度の確認をしながら製作することができるため、多層築盛法と比較して安定したキャラクターの付与が可能であり、また、表面ステイン法では再現できなかった深みのあるキャラクターの付与が可能になるなどの利点がある。