キーワード
キーワード解説:
Recombinant human morphogenetic protein-2(リコンビナントヒト骨形成タンパク質-2)の略語。細胞の増殖や分化を制御し、骨折の治癒や胚発生、軟骨形成に関与するタンパク質である骨形成タンパク質のうち、ヒトから分離、培養・精製されたもの。異種由来のBMPより好適とされる。ヒトと動物の双方において骨誘導能を有し、インプラント埋入部位の骨欠損への適用が試みられている。rhBMP-2の適用には担体が必要であり、吸収性コラーゲンスポンジ(ACS)、ハイドロキシアパタイト、リン酸三カルシウムなどが有効な担体との報告がある。