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口腔粘膜診査の手順

【読み】:こうくうねんまくしんさのてじゅん
【英語】:procedure of oral mucosa examination
【書籍】: 開業医だから発見できる口腔がん
【ページ】:10

キーワード解説:

口腔粘膜診査は、十分に明るい光とデンタルミラーを用意し、義歯などがあればあらかじめ外しておき、歯の診査と同じ要領で水平位の状態で行っていく。
診査する前に、患者に「口の中の粘膜で、ただれた部分や色が違う部分、気になる部分はありませんか」と聞く。鼻詰まりや、鼻出血、顔にしびれている部分がないかも聞いた方がよい。また、口腔内を診る前に、患者の首のあたりも診て腫れなどがないことを確認しておく。これは口腔内の病気が首にしこりを生じさせたり、口腔がんがリンパ節転移していることもあるためである。
 つづいて口腔内の診査へ移行する。口腔内は、口唇、唇側粘膜、唇側歯肉、頬側歯肉、頬粘膜、口蓋、唾液腺、口底、舌側歯肉、舌、軟口蓋、口蓋垂、扁桃腺、咽頭と、くまなく診ていく。口腔がんの診査は、視診だけではなく触診も大切。