キーワード解説：

「連合の原理」とは、人間が古代から持っている不思議な心理で、何かと何かのイメージを連合させてしまうこと。
古代ペルシャでは使者が戦場に行き、勝ったか、負けたかを自分の目で見て走って帰ってきて伝えたといわれる。勝ったと報告した使者は、戦争に勝った良いイメージが使者に連合して、良い使者だということになってもてなされ、負けたと報告をした使者は、戦争に負けたという悪いイメージが使者に連合して、打ち首になったという。
歯科医院においては、受付の対応と治療の質が連合する。たとえば、受付の対応が悪かったり、いい加減だったりすると、それが治療の質と連合し、治療にまで悪いイメージが重なってしまう。