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キーワード

顎骨骨髄炎

【読み】:がっこつこつずいえん
【英語】:osteomyelitis of the jaw
【書籍】: イラストでみる口腔外科手術 第2巻
【ページ】:87

キーワード解説:

顎骨骨髄炎には、急性下顎骨骨髄炎と慢性下顎骨骨髄炎がある。近年、わが国においては急性の下顎骨骨髄炎はほとんどみられなくなったので、慢性下顎骨骨髄炎の外科治療について述べる。外科治療法として、骨穿孔法(trepanation)、腐骨除去療法(sequestrectomy)、皿状形成術(saucerization)、皮質骨除去療法(decortication)が上げられている。また、これらの外科療法と併用する治療法として高気圧酸素療法、抗菌薬動注療法、局所薬物灌流療法などが報告されているが、いずれも決定的に有効な治療法になりえない。このなかで外科療法として一般的に用いられているのが皮質骨除去療法であるが、除去すべき皮質骨の範囲の決定が難しく、そのため再燃することが多い。再燃のたびに同様な処置を何度か繰り返す必要があるのが欠点である。