キーワード
キーワード解説:
臨床において外科的埋入時にインプラントが動かないことを指す。初期安定性は、インプラント床の骨壁にインプラントが密接に接触することによって獲得され、骨のリモデリングが開始されると低下する。CTによる術前の骨密度は、挿入時の初期安定性の予測値として有用なプランニングツールであるとされているが、実際のインプラント埋入部は予測値と異なることもあるので、術中の計測値を併用することが望ましいと考えられる。また、新生骨の形成とオッセオインテグレーションの結果であるインプラントの二次固定とは異なるものである。