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液体注入バルーンを用いた上顎洞底挙上術

【読み】:えきたいちゅうにゅうばるーんをもちいたじょうがくどうていきょじょうじゅつ
【英語】:sinus floor elevation with a hydropneumatic technique

キーワード解説:

液体注入バルーンは既存のピエゾサージェリーなどよりも侵襲をさらに抑える目的で近年用いられている手法で、上顎洞内に設置したバルーンにチューブで生理食塩水を注入して膨らませ、水圧で上顎洞粘膜を挙上する。注入にはシリンジを使い、どの程度膨らませるかのコントロールが容易である。バルーンを用いた方法は側方開窓術と歯槽頂アプローチの双方に用いられており、臨床研究で本法の利点と低侵襲性が示されてきている。