キーワード
キーワード解説:
All-on-4における咬合支持域は、プロビジョナルレストレーションでは第二小臼歯まで、最終補綴物では第一大臼歯までというルールがあり、カンチレバーはプロビジョナルレストレーションでは不可、最終補綴物では強固なフレームを用いるため1歯分までを可としている。
すべての症例においてこのルールに基づいた補綴設計を行うことが重要であり、仮に遠心の傾斜インプラントが第一小臼歯部に位置した場合は、プロビジョナルレストレーションを第一小臼歯部まで、最終補綴物を第二小臼歯部までの補綴とする。一方、遠心の傾斜インプラントが第一大臼歯部に位置した場合においても、最初に述べたルールどおりにプロビジョナルレストレーションを第二小臼歯部まで、最終補綴物を第一大臼歯部までの設計とする。