キーワード
キーワード解説:
部分床義歯のレジン床によるリンガルプレートが支台歯の一部を被覆する設計。下顎大連結子の第一選択はリンガルバーであるが、本法は(1)口腔底の位置が高い、(2)前歯の著しい舌側傾斜、(3)外科的に切除不可能な下顎隆起、(4)舌小帯の位置が高い、(5)義歯装着後前歯が失われ、追加補綴が必要になる可能性がある、といった場合に用いられる。本法はリンガルバーにくらべて耐久性・強度・メインテナンス性に劣るため、上記の理由がなく、最終補綴として下顎部分床義歯を製作する場合にはリンガルバーが選択されるべきである。