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キーワード解説:
うがいは、水、薬液などを口に含み、喉をすすいで細菌などを除去する行為で、かぜの予防策として慣例的に行われてきた日本独自のものである。諸外国にはこのような風習はなく、うがいの効果については十分な研究が行われていなかったが、2005年の里村らの研究によってその効果が明らかとなった。
研究では、被験者を「水うがい群」「ヨードうがい群」「対照群」の3群にランダムに割りつけ、ランダム化比較試験を実施。解析の結果、水うがいだけでかぜの発症が40%も減ることが判明した。またポビドンヨード液は、水よりも効果がなかった。