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キーワード解説:
顔面の正中線と上顎洞顔面壁のなす角度。CTのアクシャル画像にて確認可能であり、この角度をもとに上顎洞の大小を判断することができる。上顎洞が小さい(上顎洞顔面壁傾斜角50度以下が目安)症例の場合、上顎洞が大きい(上顎洞顔面壁傾斜角60度以上が目安)症例に比較し、骨壁が薄い、粘膜が肥厚していることが多い、慢性的な炎症が見られることが多いといった特徴があり、上顎洞底挙上術などを行う場合には上顎洞粘膜剥離がより難しくなるため、注意が必要とされる。