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上顎洞隔壁の分類(Wenら)

【読み】
じょうがくどうかくへきのぶんるい(うぇんら)
【英語】
classification of maxillary sinus septa by Wen et al
【書籍】
PRD 2013年5号
【ページ】
104

キーワード解説

隔壁の存在は上顎洞底挙上の際、上顎洞粘膜穿孔の原因となりうる。Wenら(2013)は局在や数、方向、大きさなどによって隔壁を次の三つに分け、それぞれに対応する処置方法を提示した。
クラスE(容易な状況):頬骨突起より前方に位置、中央から側方方向へ走行するもの。
クラスM(中程度の状況):頬骨突起より後方に位置、中央から側方方向へ走行するもの。
クラスD(困難な状況):頬骨突起より前方/後方に位置、前後(矢状)方向へ走行するものと、隔壁が複数存在する場合