キーワード
キーワード解説:
歯内療法で作業長が決定したら、根尖孔までの連続したスムースな進入経路をつくること。洗浄も効果的でロータリーファイルが使いやすくなり、根管充填もしやすくなる。
理想的には#15のKファイルがストンとなんの抵抗もなく根尖孔まで入るように、グライドパスをつくって、根尖孔最狭窄部の細菌塊を掻き出し、さらにNi-Ti ファイル使用時の破折を予防する。
再根管治療の際は、根管内のガッタパーチャや折れたファイル・ポストの除去も、マイクロスコープ下で専用の探針や超音波チップを用いるのが効果的である。ただし、チップによる穿孔に注意は必要。