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キーワード

痛みの種類

【読み】:いたみのしゅるい
【英語】:types of pain
【書籍】: 痛みの特徴から主訴を解決する やさしい診査・診断学
【ページ】:53

キーワード解説:

痛みの種類は、3つに大きく分けられており、侵害受容性疼痛、神経障害性疼痛、心因性疼痛と呼ばれている。痛みというと侵害刺激により引き起こされる不快な感覚が思い浮かぶが、それだけが原因となっているわけではない。痛みは、さまざまな条件下で反応が修飾され、感覚は複雑になっている。多くの痛みは侵害受容性疼痛に分類される。侵害刺激により引き起こされる生理的な疼痛である。神経障害性疼痛は、神経の構造上の問題や障害を原因として引き起こされる疼痛で、生理的な状態を超えて病的な状態となっている。症状としては自発痛、アロデニア(通常であれば痛みを感じない刺激で痛みが引き起こされる現象)、痛覚過敏が認められる場合がある。心因性疼痛は、体性痛と異なり体に異常があるものではなく、心理的な原因に由来する疼痛である。明らかに身体的な原因がなく、その発症には心理社会的因子が大きく関与していると考えられるものをいう。