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セルフタッピング法

【読み】:せるふたっぴんぐほう
【英語】:self-tapping method
【書籍】: 基本からわかる! 歯科矯正用アンカースクリュー
【ページ】:66

キーワード解説:

歯科矯正用アンカースクリューの植立方法の1つで、まず歯槽骨にツイストバーで誘導孔を形成した後、アンカースクリューをその孔内へ植立するものである。アンカースクリューを埋入できるどの部位の歯槽骨にも用いられる手法だが、特に歯槽骨の固い口蓋正中や下顎骨に推奨される。利点としては、スクリューの植立部位や植立方向の決定が容易なこと、歯根損傷や歯根接触によるスクリューの破折が起こりにくいこと、過剰な埋入トルクを避けられることがあげられる。誘導孔を形成する際は、発生した熱で周囲骨組織が変性しないようにバーは低速回転とし,生理食塩水注水下で行う。