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Piezocision

【読み】
ぴえぞしじょん
【英語】
Piezocision
【書籍】
PRD 2014年5号
【ページ】
88

キーワード解説

1990年代後半に、外科処置を組み合わせて矯正治療を短期間で行う方法が発表された。この方法では治療期間を大幅に短くすることができるが、Piezocisionは、さらに低侵襲の治療方法として2009年にDibartらにより報告されたものである。
 Piezocisionではまず頬側歯肉を切開し、ピエゾエレクトリックデバイスを用いてその切開部位から皮質骨のみ骨切りしてregional acceleratory phenomenonを促す。ここでトンネル形成を行い、硬組織あるいは軟組織の増生が可能である。増生を行った部分を除き、切開部位の縫合の必要はない。