キーワード
キーワード解説:
プロビオン酸系消炎鎮痛剤、ロキソプロフェンの商品名。炎症を引き起こすプロスタグランジンの合成を抑え、炎症による腫れや痛みをやわらげる。現在日本でもっとも使用されている抗炎症薬のひとつであり、歯科でもよく処方される。
ロキソニンには、糖尿病治療薬として広く使われているスルホニル尿素薬の働きを阻害する作用がある。歯科のロキソニンの処方は短期間のケースが多いため患者の糖尿病治療にそれほど大きな影響はないと考えられるが、スルホニル尿素薬の処方を受けている患者に対しては、ロキソニン以外の消炎鎮痛剤の処方が望ましい。