キーワード解説：

　1954年にPhilippe Guy Woogが電動歯ブラシを考案して以降、さまざまな改良が加えられてきた。当初は手用歯ブラシと同様の動き方でプラーク除去効果も同等であったが、その後、音波歯ブラシや超音波歯ブラシが開発された。これは液体流動力（dynamic fluid action）によるプラーク除去効果や、キャビテーション効果といった手用歯ブラシや一般の電動歯ブラシにない機能が付与されており有効性が高いと報告されている。近年、多種多様な電動歯ブラシが市販され、以前よりも価格が低下しており一般に浸透してきている。