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口腔機能発達不全症

【読み】
こうくうきのうはったつふぜんしょう
【書籍】
歯科衛生士 2019年 1月号
【ページ】
28

キーワード解説

 平成30年3月に日本歯科医学会より発表された定義によると、病態は「『食べる機能』、『話す機能』、その他の機能が十分に発達していないか、正常に機能獲得ができておらず、 明らかな摂食機能障害の原因疾患がなく、口腔機能の定型発達において個人因子あるいは環境因子に専門的関与が必要な状態」で、病状としては、「咀嚼や嚥下がうまくできない、構音の異常、口呼吸などが認められる。患者には自覚症状があまりない場合が多い」とされる。