Hämmerleのインプラント埋入のタイミングの分類
- 【読み】
- へんめるのいんぷらんとまいにゅうのたいみんぐのぶんるい
- 【英語】
- Hämmerle’s implant placement protocol
- 【書籍】
- Quintessence DENTAL Implantology 2019年 No.1
- 【ページ】
- 106
キーワード解説
2004年にHämmerleは、インプラント埋入のタイミングについて報告した。硬・軟組織の状態によって抜歯即時埋入、早期埋入、遅延埋入、待時埋入の4つのタイミングに分けられる。
抜歯即時埋入(immediate implant placement)は、抜歯当日の埋入を指す。早期埋入(early implant placement)は、抜歯後4~8週に軟組織のみの治癒を待って埋入を行う術式を指す。遅延埋入(delayed implant placement)は、抜歯後3~4か月で、軟組織と一部の骨組織の治癒を待って埋入を行う術式を指す。待時埋入(late implant placement)は、抜歯4か月後以降、典型的には6か月以降の完全な骨の治癒を待って埋入を行う術式を指す。