哺乳瓶う蝕
- 【読み】
- ほにゅうびんうしょく
- 【英語】
- bottle caries
- 【書籍】
- 歯科の伝説検証ファイル!
- 【ページ】
- 29
キーワード解説
哺乳瓶を使用することによって、乳幼児の上顎乳中切歯を中心に発生するう蝕。哺乳瓶で飲む場合、ミルクや飲料が最初に当たる乳中切歯付近に停滞しやすく、とくに哺乳しながらの就寝は哺乳瓶う蝕の大きなリスクとなる。
また最近では、哺乳瓶う蝕の原因として、酸性飲料(果物のジュースやイオン飲料など)の影響も指摘されている。哺乳瓶を使用する場合、酸性飲料が乳中切歯舌側に長い時間集中して当たるために酸蝕が起き、同時に糖も摂取することによってう蝕の進行が拡大しやすい。