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Gysi Simplex 咬合器

【読み】
ぎーじーしんぷれっくすこうごうき
【英語】
Gysi Simplex Articulator
【書籍】
QDT 2019年 4月号
【ページ】
125

キーワード解説

 1914年にAlfred Gysi(1865-1957年)によって開発された平均値咬合器。その特徴としては、1)矢状顆路傾斜度は33°、側方顆路角は17°、 矢状切歯路傾斜角は120°、顆頭間距離は100mm である、2)側方運動時に下顎フレームの顆路指導釘が、上顎フレームの側方顆路指導板に沿って滑走する、3)前方運時動に顆路指導釘は矢状顆路指導板に沿って滑走する、4)上顎フレームのWhippunkt中心釘は、側方運動時に下顎フレームの作業側顆路指導板を滑走する、という4点が挙げられる。