キーワード
キーワード解説:
個々がもっている体力・生理機能能力と、通常使用している体力・生理機能能力との差で、ストレッサーに対応する能力。患者に精神的、身体的、薬物によるストレッサーが加わると、患者の表情や顔色が変わったり、冷や汗が出る、ふらつくなど、ストレス反応である生体応答が起きるが、このような生体応答が患者の予備力を超えてしまうと、全身状態に変化が起きる。とくに小児は予備力が小さく、また高齢者は加齢にともない予備力が低下しているため、歯科治療を行うときにはストレッサーを与えない配慮が必要である。