生命活動の3Sで健口づくり
- 【読み】
- せいめいかつどうのさんえすでけんこうづくり
- 【英語】
- basic of life activity’s “3S”
- 【書籍】
- 子どもの口腔機能を育む取り組み
- 【ページ】
- 12
キーワード解説
全身を含む口腔の発達支援を歯科医院で行っていくにあたり、小石剛らが子どもたちの健康づくりの主軸方針として掲げるコンセプト。西川岳儀は、全身の運動機能の発達の土台となる呼吸、姿勢、食の支援を、「生命活動の3S」と名付けた。これを基礎として小石らは、人生の開始地点となる妊娠期より、正しい食べ方をサポートする「食育(shoku-iku)」、鼻呼吸をサポートする「息育(soku-iku)」、姿勢づくりをサポートする「足育(soku-iku)」の3方向(3S)からの支援をコンセプトとした。これらには口腔が相互にかかわっているため、子どもたちの口腔機能および口腔そのものを育てる重要な要素となる。