キーワード
キーワード解説:
幼児期以降に指を吸う行為で、習癖のひとつ。胎内にいる時から指しゃぶりは始まり、生まれてすぐに母乳やミルクを吸う準備にもなっているようである。多くの赤ちゃんは生後2か月ごろから手や指をしゃぶる行動がみられはじめる。指しゃぶりの頻度は1歳2か月児で28.5%、1歳6か月児で28.9%、2歳0か月児は21.6%、3歳0か月児で20.9%と、2歳以降、減少傾向へ向かう調査結果が出ている。一方、成長後も習慣化された強い指しゃぶりが続く場合、歯列・咬合への影響が懸念される。舌癖、口呼吸、構音障害などの口腔機能不全も起こりやすくなる。